エジンバラからお金の話

8月末から9月上旬までスコットランドのエジンバラに行ってきました。

20£札がスコットランドとイングランドで違うことを皆さんはご存じでしたか?同じ法定通貨でありながら、お札のデザインが異なる!?スコットランドの誇りを感じました。スコットランド20£紙幣をイングランドのローカルショップで使うと、受取拒否をされることもあるそう。スコットランドでは複数の銀行が紙幣を発行していますが、Bank of Scotland(スコットランド銀行)が18世紀初頭にヨーロッパで初めて兌換紙幣を発行したそうです。写真の紙幣はClydesdale bank発行のものです。Bank of Scotlandの20£紙幣は詩人のウォルター・スコットの肖像が使われているそうですが、今回の旅では出会えませんでした。スコットランドのお札を受け取る際にどのデザインの紙幣に出会えるか楽しみですね。

 

Bank of Scotland の旧本店にあるMuseum on the Mound は、銀行やお金の歴史が学べる大変面白い博物館でした。むかし、むかしスコットランドでは毛皮、ウールなどが貨幣として使われており、ところ変わればお金も変わることを実感しました。社会の中で貴重な品がお金になっていったのですね。

Museum on the Mound - Edinburgh Scotland | Welcome to the Museum on the Mound

↑ 1億£(約1.8億円)みたことある?という企画  ↑スコットランドのむかしのお金

 

現地の友人に勧められた、小学生低学年向けの金融教育の絵本 Why Money Matter Written by Deborah Meadenはとても可愛いイラストとともにお金のお話が学べる本です。

日本でもこんな本があったらいいなと思う本でした。

Lloyds Bank が個人、ビジネス向けに無料でお金に関するAcademyサイトを提供しています。子供から大人まで学べる素材がたくさんあり、内容の豊富さに驚きました。

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