2024年10月20日、第229回マンスリー・セミナーが開催されました
昨日(10月20日)に第229回マンスリー・セミナーが開催されました。今月はFIWA理事長の岩城みずほと会長の私でたっぷりと資産運用立国実現に向けてなぜアドバイザーという新しい職業が必要かというお話をしました。
私は生活者資本主義という観点から投資成果を高めるためにいかに資産の流出を防ぐかというポイントにつきお話をしました。一般に言われる投資のコストよりもはるかに大きな資産の流出が起こっていることをみなさんに気づいていただけたらと思います。アドバイザーという新しい職業が今後、発展していくためにFIWAがどのような活動をすべきかなどを知っていただきたいと思います。
岩城からは幅広いアドバイザー業務の在り方について枠組みの解説がありました。アドバイザーとして活躍している方々の業務の体系化に非常に有益だったと思います。業務の範囲が非常に幅広いのがアドバイザーです。それゆえにアドバイスはセールストークという単純な思い込みがまだまだ強いのです。職業としてどのような分野があるのか明確に知っていただくのは非常に重要だと思います。
ところで2005年10月に第一回を開催して以来、229回にわたって一度の休みもなく続けてきたマンスリー・セミナーですが12月末を持って終了としてます。11月は本年4月号を持って終了した月間投資信託事情で長く編集長を続けられた島田知保さんをゲストとしてお迎えして同誌が見てきた投信業界の変遷などのお話をしていただきます。また、12月は日経新聞で長年、数多くの有益な記事を書かれている田村正之さんとメディアから見た個人の資産運用の変遷と課題などを語り合いたいを思っています。11月、12月のマンスリー・セミナーは謝恩開催としてどなたも無料でご参加いただけます。お問い合わせは赤堀薫里(staff@i-owa.com)までお願いします。
なお、私は来年から全国をネットでつないでFIWAサロイン(サロン・インベストライフ)勉強会と現地にお邪魔してのFIWAサロイン茶話会(仮名)という形で活動を続けます。詳細についてはまた、改めてご案内させていただきます。