第200回マンスリー・セミナーが開催されました

私の個人企業、I-Oウェルス・アドバイザーズ(株)を設立したのが2005年5月20日でした。その年の10月、第一回のマンスリー・セミナーを開催しました。そして昨日(2022年5月15日)第200回目を開催いたしました。このように長く続けてくることができたのもみなさまのご支援の賜です。本当にありがとうございました。

第200回目にはゲストとして島田知保さんをお招きして「最近の投資信託事情~果たして投信業界に『顧客本位』は定着したか」というお話をしていただきました。いつもながら島田さんの切れ味鋭いお話は投信業界が抱えている問題を明確にあぶり出してくださいます。アクティブVS.パッシブ、投信ビジネスの歴史的経緯、ラップ口座、ネット証券の拡大など、どれも重要な問題を解説していただきました。

私は本年1月より「しあわせ持ちへのロードマップ」というシリーズでお話をしていますが、今回は「投資方針賞を書こう」というテーマでした。極めて重要なのに多くの投資家があまり実行していないのが投資方針書、人生を通じてのDIY資産運用にはなくてはならないものです。

岡本和久

これはアドバイザーにとっても重要なことです。相談者とアドバイザーの間できちんと投資方を書面にして合意をする。そして相場の変動で、ともすれば揺らぎやすい投資家の心理を長期方針から離れないようにサポートしてあげる。その点でも投資方針書は重要です。

来月(6月19日)はこのシリーズ最終回として「お金と心」という視点から資産運用をお話いたします。